本マス、良くても売れない!どうして?

巷はGW(ゴールデンウイーク)突入しました。

市場は残念ながらカレンダー通り、寧ろ3日は臨時開市となり1日祝日返上です。

まだ始まったばかりですが、チョットいつもと違うみたいです。

地元の観光地「江ノ島」は大勢の人が・・・・・、しかし土産屋・飲食店におカネが落ちない。

私の行きつけの「芝刈りショップ」は、いつもGWは閑古鳥が鳴いているのに今回は違います。

クラブ修理、グリップ交換、中古試打など大忙しだそうです。

何となく私が言いたいこと分かりますよね。

みんな懐が寂しい、先行きに不安を持って、おカネを使わなくなっていると私は思っています。

良い魚入荷しても売れない、非常にヤバイ状態です。

今日はやっと良い奴が入荷したので紹介します、「本マス」です。

晩冬、早春、そしてもう初夏になりそうなこの時期で、やっと巡り会えた大物です。

今年の「本マス」相場は高め、ゆえに魚がいくら良くても、販売先が確実じゃないと仲卸は仕入れません。

かつては品揃えのために仲卸も無理して買っていましたが、今は売れ残り・ロスを考えると冒険しなくなりました。

 

魚が好きなことと、魚を売ることは、全然違います。

商売だから売買して儲けを残さなければ、未来どころか明日もありません。

だったら良い魚を買ってくれるお取引先を、荷受け・仲卸の壁を取っ払って開拓しないとダメですね。

本マスは養殖されたモノも多少ありますが、ほゞほゞ天然魚です。

ゆえに天然魚の適度な脂のり、ふかふかとした味わい・食感が売りです。

多くの人に「本マス」の良さを知って欲しいけど、欲張りません。

日本に四季がある限り、春と言えば本マスと枕詞になる魚でいて欲しいですね。

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