2016年6月2日先週紹介したアナジャコを仕入れたので試しに食べてみてと仲卸横浜丸栄水産(株)細谷専務より数匹頂きました。どうもありがとうございました。
水槽で飼ってみたいという衝動に駆られましたが、味を皆さんに報告しなければいけないと思い、当社食堂のマスターにお願いして素揚げにしてもらいました。
細谷専務には、泥抜き砂抜きの有無を確認すると、キレイに洗えばそのまま大丈夫とのことでした。
アナジャコの硬さ具合ですが、昔、ザリガニが脱皮したものを豆腐と言っていましたが、そこまで緩くはありません。水産物で例えると、ハンペン<アナジャコ<さつま揚げぐらいの感覚ですかね。
肝心の味ですが、アナジャコはミソが甘くて濃厚との前評判。迷わず頭からガブリといきましたが、アマエビ(ホッコクアカエビ)ほど手足が細くないので、口の中でチクチクと刺さったりしないので食べやすく、尻尾はとても甘味、旨味があり美味しい。アナジャコの赤く染まった朱色が食欲と酒を誘います。
フレンチフルコースの前菜、会席料理の先付けや、高級居酒屋のお通しに出てきたら最高ですね。
メイン食材にはなりにくいですが、量は少なくても色鮮やかで食欲をそそり、お酒と一緒に頂いていて次の料理を期待させる役目を十分果たしてくれるはずです。
アナジャコのご注文は仲卸の横浜丸栄水産(株)でよろしくお願いします。