結構珍しいパターンだと思います。
こんな形で出荷されてくるなんて!
サメですサメ、アブラツノザメの活〆入荷です。
普段アブラツノザメは、丸裸の状態=「棒サメ・むきさめ」に加工された状態で、出荷されてきます。
むきさめを見ていると、皮が剥がされた状態が実に痛々しく、因幡の白兎を連想してしまいます。
サメはどんな種類もサメ肌だと思っていたのですが、そうじゃないみたい。
紙やすりを想像してアブラツノザメの肌を触ったら、そうじゃなかったのでビックリ。
返って同じセリ場に並んでいたサメガレイの方が、サメザメしいです(笑)。
そしてサメと言ったらノコギリのようにギザギザした歯。
ジョーズのような大きな顎と歯を想像しながらアブラツノザメの口を確認すると、歯が小さ過ぎて確認出来ませんでした。
かなり脱線しちゃいました。
食材を紹介するブログなので、軌道を大きく修正します。
皆さんは、アブラツノザメを食べたことありますか?
私は・・・・・、あります複数回。
アブラツノザメの美味しさの秘密を見つけてしまいました。
活〆した痕をみて下さい、脂が乗っていることが確認出来ます。
実は、この脂が触感や味わいに大きな影響を与えるんです。
例えば熱を加えても硬くならないし、鍋などに使うと旨味が外に漏れず身に凝縮するし、煮崩れもしにくくなるんです。
何でも色々なモノに例える人がいますが、鶏肉や鰐肉に似てると言われていますが・・・・・。
鶏肉ではないと思うけど、鰐は食べたことないので分かりません。
何でも食べちゃう人間、食物連鎖のトップは絶対に人間ですね(笑)。