黄色いPPバンドに括られた発泡ケースの山々。
何が入っているの?
発泡を見ると『オホーツクサーモン』とされています。
特種課瀧澤社員に確認してみると、『青鱒(アオマス)』だそうです。
サーモンなのにマスなんだと頭の中はごちゃごちゃ。
ネットで検索してみると、オホーツクサーモンはカラフトマスの愛称として商標登録されたものでした。
カラフトマスと言えば、直ぐに連想するのはマルハニチロのさけ缶。
筆者の年齢が分かってしまいますね。
かつては、オホーツク海、ベーリング海で北洋サケ・マス漁業により捕獲されていましたが、現在は沿岸での定置網漁が主流です。
『オホーツクサーモン』はサケと同様に産卵のために生まれた河川を遡上(=母川回帰)するんですが・・・・・。
実は母川回帰性がサケより弱く、迷って違う川を遡上する『オホーツクサーモン』が40%近くもいるそうです。
少し笑っちゃいますね。
フィーレに加工されたモノと原体が出荷されていますが、フィーレは鮮やかなオレンジ色でサケと全く遜色ありません。
しかも価格が滅茶苦茶リーズナブルなんです。
生食刺身、焼いても、揚げても、鍋にしてもOKですよ。
そしてちょっと小耳に挟んだんですが、オホーツクサーモンは西暦の偶数年と奇数年で遡上のピークが変化するそうです。
因みに偶数年は8月、奇数年は9月、今年は2018年だから8月に遡上のピークを迎えるのかな。