市場であまり見かけない魚を発見しました。城ケ島漁協からニザダイが入荷です。
ニザダイ、漢字で書くと仁座鯛、名前の由来は「にざ」は「にいせ」「にせ」から転訛。
新背(にいせ)とは青二才の語源で、新しく大人の仲間入りができた若者のことで、ニザダイとは、「青二才の鯛」もしくは「鯛仲間の端くれ」の意味です。
別名はサンノジ(三の字)と呼ばれ、尾ヒレの前に4~5個の楕円形の黒っぽい斑点が並び、このうちの3個は大きくて目立ちます。この斑点を漢字の「三」に見立て、このように呼ばれています。
ニザダイはネットで調べると賛否両論ある魚なんです。
どうやら個体差があるものの、大方の意見が磯臭い、内臓の処理は気をつけろと言うものでした。
獲れた場所や時期によってどんな魚でも味は違います。もし臭いが気になるのなら、スパイス等香辛料を使って上手に調理して下さい。
あとは釣って自宅に持ち帰る際は、血抜きと内臓処理をキチンと行うことをお勧めします。
基本白身の魚ですから、刺身や洗いもいけるそうです。比較的冬の時期はハズレが少ないようです。もし魚屋の店先で見つけたら、是非買ってみて下さい。