美味しそうなマアナゴをセリ場で見つけました。今日は、マアナゴを紹介したいと思います。
富岡からは、活アナゴがよく入荷しますが、活け締めされたものや、韓国からの輸入ものでキレイに捌かれているものなど様々です。
ウナギ目アナゴ科に属する魚で、ウナギの仲間ですが簡単な見分け方があります。
1.ウナギには皮下に小さな鱗があるが、アナゴにはない。
2.下アゴが出てたらウナギで、上アゴが出てたらアナゴ。
3.尾びれの先が丸いのがウナギ、尖っているのがアナゴ。
4.アナゴには体側面に白い斑点が一直線に並んでいるがウナギにはありません。
江戸前では、品川、羽田、金沢八景の漁師が獲るアナゴの評価が高いと聞きます。餌の違いから獲れる湾によって味が違うそうです。
マアナゴはウナギ同様に開き、天ぷら、蒲焼、煮穴子、焼穴子、寿司ダネとして用いられます。
アナゴは、ツメ(詰め)を塗って出すのが江戸前寿司の基本ですが、このツメはアナゴの煮汁に頭や骨、尻尾等を一緒に入れて煮詰めて作りますが、ここが寿司職人の腕の見せ所だそうです。
関東では煮アナゴに対して関西では焼きアナゴが一般的に食されるそうです。
旬は夏ですが、是非地元のアナゴ、そして全国各産地の味を試して下さい。
追伸
穴子と言われて、サザエさんを連想したのは、私だけでしょうか?!
インターネットで調べましたが、穴子さんの名前は不詳でした。
しかしビックリすることがわかりました。何と穴子さんの年齢は27歳、最終学歴は京都大学卒でした。
ちなみにマスオさんは、早稲田大学商学部卒の28歳だそうです。
てっきり穴子さんの方が年上だと思ってました。(笑)