塩干低温倉庫に入ると、実に面白いモノが並んでいます。
その中で、今まで踏み入れたことのない未知の世界に、1歩進んで行きたいと思います。
それは『ちりめんじゃこ』です。
ちりめんじゃことは、イワシの稚魚を数パーセントの薄い食塩水で茹で上げ、天日などで干して乾燥させてものです。
ではシラスとちりめんじゃこでは何が違うのか?
ネット上にも同様の疑問が数多くアップされていました。
単純に両者を良く見ているモノとしての判断基準は、乾燥の違いがボーダーラインのように思います。
①シラスを釜茹でしたもがシラス(=釜揚げシラス)
②①を少し干したモノがシラス干し
③①の乾燥を強めにしたのがちりめんじゃこ
なんですかね。
そして私の感覚では、生シラス・しらすは関東、ちりめんじゃこ・縮緬雑魚は関西と勝手決めつけていたのですが・・・・・。
そこのところ塩干合物課吉川社員に聞いてみたら、答えは不正解でなく正解でもない微妙はニュアンスのようです。
ちりめんじゃこは、魚のサイズ、色目、乾燥具合などメーカー毎に特徴があり、地方・都道府県によって好みも全然違う非常に難しい商材だそうです。
吉川社員と同じ塩干合物課矢野社員に秘密で『ちりめんじゃこ』の美味しい食べ方を教えてもらったら、三杯酢で食べたら箸が止まらないって・・・・・。
今度試してみます。
追伸
シラスやちりめんじゃこには、意図せずにタコやエビ、イワシ以外の小魚が混入しています。
選ってはいるのですが、食べる時は念のために用心深く注意して食べて下さい。