この魚のイラスト、何の魚かわかりますか?
そうです、冬が旬の「ふぐ」です!
今回は、「ふぐ」の紹介です。
~イラストで見る旬の魚~
今年から丸魚ブログを月1ペースで書かせていただきます。T.Sです。不定期ですが、プライドフィッシュをイラストともに紹介するコーナーを担当させていただいています。早いもので今回で連載第11回目です。イラストを書いていただいているのは、吉田幸男さんです。インスタグラムで毎日配信していますので、「kajiya.yoshida」で検索してみてください。
ふぐって面白い顔をしていますね。
皆さん、ふぐの日をご存じですか?
ふぐの日は、2月9日です。
ふぐの豊漁や航海の安全、そしてふぐ業界の発展を祈って、下関ふく連盟によって2月9日を語呂「ふ(2)く(9)」に合わせて定められています。
フグ(河豚・鰒)は、フグ目、特にフグ科に属する魚の総称です。およそ120種の魚がフグ科に分類されています。そのうち食用とする種として、トラフグ、マフグなどが有名ですね。フグ科に属さないフグとして、ハコフグ、ハリセンボンなどがあります。
やっぱり、変な恰好ですね。
ふぐは、てっさ(ふぐ刺し)、唐揚げ、てっちり(ふぐ鍋)などが美味しい食べ方です。
「ふく汁の君よ我等よ子期伯牙」(ふくじるのきみよわれらよしきはくが)は、蕪村の俳句です。
蕪村にはフグ(河豚、鰒、ふく、ふくと汁など)を詠んだ句が多くみられます。
訳は、フグといえば冬の味覚。美味だが毒が怖い。まかり間違えば最後の晩餐にもなりかねない。死をも覚悟の上で食する限りは、君と僕、まさに子期と伯牙の関係だ。親友以外のなにものでもない。といったものになります。
日本人は、古くからふぐを食べてきましたが、明治時代ふぐ食禁止条例が発令されていたが、それを解除したのが、伊藤博文でした。最初に解除されたのが、山口県で今なおふぐ食の盛んな地域です。最後まで時間がかかったのが東京都で今でも一番厳しい条例となっています。
寒さすこし和らいできましたが、てっちりで一杯行きたいところですね。
次回のイラストは、「湘南はまぐり」です。お楽しみに!
プライドフィッシュとは
①本当においしい漁師自慢の魚であること
②地元で水揚げされたものであること
③旬を明確にした魚であること
④各会員が独自に設けている基準(サイズ、水揚げ海域等)をクリアしている魚であること
以上が選定基準になっており、それぞれの魚にストーリーがあります。
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