天候不良、時化になるとブログの素材探しに苦労します。
そんな時はセリ場を見渡しても、あっと言う間にサカナ達は仲卸に買われて行き、目当てのサカナを探すことさえできません。
しかし、どんな状況でも特種相対品課石川社員の売り場には、トヤマエビ(ボタンエビ)、ホッコクアカエビ(アマエビ)が何事もなかったように並んでいます。
さすがと唸るばかり、今日も北海道増毛より出荷されています。
トヤマエビは、日本海の全域からベーリング海にかけて生息する寒海深海性のもので、水深100~200㍍付近に生息します。
標準和名の「トヤマエビ」より、一般的にボタンエビとして世間では通用している呼び名です。
標準和名「ボタンエビ」と言う異種もいるので混乱してしまうところですが、相違点が明らかに違うので今度比較対象したいと思います。
ひと言でトヤマエビと言っても、入荷してくるサイズも様々で、特大◎、特大など体長17㌢位が標準で、大きいモノでは25㌢超になるモノもいます。
先日、仲卸伊勢勝の店先に20㌢超級のトヤマエビが並んでいましたが、1尾700円と目が飛び出しそうな値段でした。
シッカリとした肉質と独特の甘さ・旨みをもったトヤマエビは、寿司ネタ、刺身、味噌汁の具材など重宝に利用できる人気のエビです。
追伸
有頭エビを買った際、尾肉を捨てる人は当然いないと思いますが、頭の部分はどうしてますか?
味噌汁の出汁取りや唐揚げなんて一般的ですよね。
そこでワンランク上を目指してビスクなんてどうでしょうか?!
意外と簡単に出来ちゃうので、今度作り方を紹介したいと思います。