今日は鮮魚課小島社員から情報をもらい、ちょっとプレミアムな画像を撮ってきました。
地元神奈川県横須賀の長井水産㈱より出荷されたカラスミです。
と言っても、その姿はセリ場のどこにもありません。
午前4時の段階で、既に仲卸に販売済みだそうです。
1点物で、色艶が良く形も大きいなど等、特別な匂いがプンプンします。
当然値段を小島社員に聞いてみると・・・・・、1㌔当り云万円もするカラスミだったそうです。
これは購入した仲卸店舗に行って画像を残さなければと思い、㈱伊勢三久保田さんのもとへ。
本当の意味でのカラスミの良さは語れませんが、素人が見てもイイものだと分かるものでした。
江戸時代より、越前国のウニ、三河国のコノワタ、そして肥前国のカラスミは、日本の三大珍味と呼ばれています。
ボラの真子(卵巣)がカラスミの原材料として使われているのは有名な事実です。
ボラの産卵期は10月から1月ですが、ちょうど今の時期がジャストインタイム。今の時期に水揚げされるメスのボラだけにある、プレミアムです。
しかし水揚げ時期が少しずれてしまうと、高価な真子は自然の摂理・子孫繁栄のために排卵されて小さく萎んでしまいます。
ネットで調べたら、なんとブリやタイの真子でもカラスミを作ることができるそうです。
ボラの真子は高価なので手を出せませんが、ブリやタイならば捌いた時に真子に遭遇することがよくあります。
1度カラスミ作りを挑戦してみようかな。
追伸
オーストラリア産のボラの真子もエアー便で到着しています。
発色がよく評判も上々だそうです。