お馴染み、北の素材たち。

今朝は、とにかく強い南風と時より降る大雨のスタートです。

しかし、午後からは次第に晴れ間が広がるようです。

日中の最高気温は28℃になる予想となっています。

今日は、平塚市漁協からの追っ駆けはありませんでした。

本日は、セリ場で見つけた北の食材を紹介します。

1つ目は、メヌケ(目抜)です。メヌケとは、スズキ目メバル科メバル展の海水魚のうち、体が赤く、大型になるものの総称です。

水深200~1000mの深い海に生息するため、釣り上げられた時、水圧の急激な変化により目が飛び出すことから「目が抜け出る」という意味でメヌケと呼ばれています。

美味しい食べ方は、鍋、煮付け、粗から旨味出汁が出ること、全体に脂が乗っているからです。

2つ目は、鮮魚で見るのが珍しいスケトウダラ(介党鱈)です。

江戸時代までは、「明太魚(めんたい)」の呼び名が一般的に使われていたそうです。

今でも、スケトウダラの卵巣の塩蔵品を唐辛子などで調理したものを、明太子と呼びます。

又、タラコもマダラではなく、スケトウダラの卵巣から作られます。

スケトウダラは「足の早い魚」のため、昔は鮮魚として利用出来ず、真子と白子を取るためだけに乱獲し、身の方は捨ててしまっていた時代もありましたが、現在は「すり身」の原料として重要な役割を持つ魚です。

3つ目は鮭です。生のフィーレや、生筋子、生イクラ、とにかく見た目で美味しそうです。

今週末10月3日は、第一土曜日、ハマの市場を楽しもう(市場市民開放)です。

新鮮な海産物を、仲卸売場で思う存分買って下さい。

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