松輪漁業協同組合より金目鯛が入荷しています。鮮魚課小島社員にどこで獲れた魚なのかと聞いたら、小笠原島周りの金目鯛とのこと。
横須賀、三浦で金目鯛がいるのかと思いましたが、やはり違うんですね。
実は、生鮮食品品質表示基準では、国産生鮮魚介類の原産地は、生産水域名(または養殖地名)を記載することが原則となっており、水域名の記載が困難な場合は例外として水域名に代えて水揚げ港名またはその属する都道府県を記載することができることになっているそうです。
消費者は食品の安全性や品質の重視から、購入する魚介類がどこの水域で漁獲されたものかという生産水域に関する情報を求めるようになってきています。
しかし実際には、生産、流通、販売の各段階において生産水域に関する情報伝達が不十分。水域名をどのように記載すればよいかが必ずしも明確でない水揚げ港や他の記載が最も容易等の事情から、大半の品目で水揚げ港の属する都道府県が表示されています。
このため、生鮮魚介類の生産水域名の表示のガイドラインを策定し、これを方針として現行の水産物の原産地表示の基準に基づく生産水域名の表示を推進しているそうです。