巨大な魚が入荷していました、カンパチです。釣りモノで重さ64キロのマグロ級の魚体で存在感ありありです。
カンパチは世界中の温かい海に生息し、日本近海では季節的な回遊をし、春から夏に日本列島を北上し、海水温が下がる冬頃にはUターンして春にかけて南下します。
成長すると全長1メートル以上になり、ウィキペディアによると最大で全長190センチ、体重80.6キロの記録があるそうです。
天然のカンパチは東北以南の近海で水揚げされていますが、養殖も盛んで国内の約60%を鹿児島が養殖、他にも愛媛や三重などからも当市場に入荷しています。
丸一尾で2キロから3キロ程のものが美味しいと言われています。
どうしても魚体が大きくなると、味は大味になってしまいますが、今日入荷しているカンパチはどうなんでしょうね。
カンパチはもっぱら刺身や寿司ネタとして生食されています。脂がブリのように多くはなく、適度に感じられ、鮮度が良いとシコシコとした食感が美味しさを感じさせてくれます。
まだ旬には早いですが、養殖物なら居酒屋でいつでも口にすることが出来ますよ。