ここ数日朝の寒さが厳しいのと、ブログのネタ探しに正直苦しんでいます。しかし灯台下暗し、とても身近に手の凝った加工品を発見しました。
特種相対品課北村社員のセリ場に「ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑」の中で紹介されていた愛知県蒲郡市(株)三忠の「タチ結び」普通に並んでいました。
2016年12月12日にタチウオをブログの記事として紹介しましたが、まだまだ本牧、小柴では湧いているようで、連日大量に入荷してきています。
今日は平塚市漁協の川長三晃丸からもキレイな顔した定置網のタチウオも並んでいます。
タチウオと言えば絶対に塩焼きをお勧めしますが、タチ結びの存在は目から鱗が落ちる存在です。
とても身が柔らかなタチウオを結ぶことで煮物にしても崩れにくくなるし、骨を心配しないで上品に食べれます。
タチ結びを検索していると「結び太刀魚」と言うワードにもヒット。
料理の世界では極々当たり前に行われていた些細な細工に、さすがユネスコ無形文化遺産「和食」の素晴らしさを再認識させられた一瞬でした。