鮮魚課、特種課、関西のセリ場で小振りですがキレイなヒラマサを発見。
活け〆、魚の扱いが丁寧に行われているせいなのかピカピカしています。発泡ケースを見ると、しまね定置もんと言うステッカーが貼られており、少し調べてみました。
対馬暖流が流れる島根県沖の日本海は、全国でも指折りの漁場となっています。島根県ではこの豊かな海の幸を守り育て、水産業の一層の発展を図るため、様々な取組みを行っています。
その1つが「しまね定置もん」です。日本海で獲れた魚を安全で新鮮なまま食卓に届けるため、殺菌冷海水処理技術を活用するものです。
この技術は紫外線で殺菌し、零度に冷やした海水を船倉にため、漁場で魚を船に入れて魚を活き締めにします。
帰港後さらに殺菌冷海水で冷やし、魚体温を5℃以下にして出荷すると言うものです。魚を素早く冷却でき、しかも食中毒の原因となる腸炎ビブリオ菌も出来るだけ付着させないという「新鮮」かつ「安全」が大きな特徴です。
PR用 You Tubeがネット上にアップされ、天然もん、優れもん、美味しいもん、のぼせもん、しまね定置もん、と紹介されていました。
因みに「のぼせもん」とは、好きとか夢中になると言う方言です。小さなシールにもさまざまな思いが込められているんですね。これからもどんどん調べて紹介して行きたいと思います。