初めて作り、産まれて初めて食べちゃいましたすっぽん。
特別なルートを使い、それって優越的地位の濫用?
いえいえ、仲卸横浜丸栄水産㈱細谷専務にお願いして仕入れたモノを購入しました。
勿論、購入したのは㈱出海水産の「すっぽん 四つほどき」(冷凍)です。
かなり勇気のいる買い物でした。
水産業・市場関連に従事している人でも、すっぽんは得手不得手、好き嫌い、食べたことの有る無しが大きく2分されからです。
我が家の娘に受けるかな?ドン引きされたらどうしようかと自宅に持ち帰る前から、頭の中は妄想で一杯でした。
案の定、家では大騒ぎ。
子供は四つほどきになっているすっぽんを見て歓声、しかし妻は冷静にいくらしたのか金額だけに興味津々でした(笑)。
まずはネットで「すっぽん鍋」を検索し、食材を調達。
白菜、長ネギ、焼き豆腐、シラタキ、そしてキノコ(椎茸・舞茸・シメジ・エノキダケ)。
作り方は、非常に簡単でビックリ。
・水1.5㍑に日本酒2カップと出汁昆布、長ネギ、生姜を入れて沸騰させます。
・すっぽんを入れて、強火で約10分程度煮込みます。(物凄く灰汁が出るので丁寧に取り除いて下さい。)
・醤油大さじ4、みりん大さじ4、塩(味加減を確認して加えて下さい。)を加えて、更に5分煮込みます。
・鍋に味がついたら、野菜などお好みの具材を加えて出来上がり。
既に捌かれていて食べれる部位がセットされているのがイイですね。しかもすっぽんの血が出ないのが最高です。
肝心の味の方ですが、獣臭⇒全くしない。やはり育てている水と、食べている餌(シャコ)が効いているんでしょうね。
プルプルのコラーゲンとシッカリとした身肉とのアンバランスが堪りません。
娘たち?お肌にイイよと事前に強烈にアナウンス、強制的に食べさせました(笑)。
味付けは素材を活かして薄味、しかしとても焼き豆腐や野菜に味が滲み込み美味しい。
〆はお決まりですが、おじやでお願いします。
自宅でこれだけの鍋が出来たら最高です。
我が家のように女主体の家族構成なら十分です。しかし、食べ盛りの男主体の家族構成では1尾じゃ足りないかも。
今日は気分的なモノなのか、お肌の色艶がイイみたい。