どうですか?!これが紀州の「春鰤」です。

こんな時に不謹慎なのか?

周辺環境が余りに悪くなっているので・・・・・、「美味しい」とか言うのを躊躇してしまう。

私はハッキリ言いますよ、紀州の「春鰤」は絶対に良い。

余りにも良い魚体に惚れ惚れ。

私が余りにも欲しそうな顔をしていたので、鮮魚課小島社員から「試してみる?」と聞かれ・・・・・。

図々しく半身を頂いてしまいました。

「柵」「切り身」食べ方によって切り方は変わってきます。

折角食べるなら、捨てる部分を最小限にするのは切り身が良いなと思っていました。

半身を四分一にしたら、背と腹で24~26切れは作れちゃいます。

食べ切らなければ冷凍保存や友人にお裾分けも出来るので、そのようにしました。

するとご覧の通り。

明らかに3月中旬に食べた「春鰤」より脂がのっています。

やっぱり魚体は嘘をつかないんですね。

捌いている端材を少しつまみ食いすると、執拗くない上品な大人好みの脂ののり。

切り身にしていても、早く食べたいと思う急く気持ちを抑えるのが大変でした。

ごめんなさい、作るのは定番の「ブリ照り」にしました。

調理時間は正直30分かかりません。

ブリ照りの美味しさを左右するのはブリとタレだと思っています。

最強の「春鰤」があれば、誰でも美味しく「ブリ照り」作れますよ。

追伸

刺身で食べることが出来るくらい新鮮なブリなので、我が家の長より「炙り」にしろと命令が・・・・・。

ガス台のグリルを使って炙ってみました。

外は熱で変色していますが、中は超レア。

ワサビも良いですが、柚子胡椒で食べると面白いです。