どんちっちアジ、ブランド魚への道は険しい。

鮮魚課小島社員のセリ場で、島根県の源蔵丸のシールが貼られた発泡ケースを発見。

どんちっちアジだと思い近づいていくと、目印のブランドシールがない!

小島社員に確認すると、目の前にあるのは「どんちっちアジ」ではないとのこと。

そうです、どんちっちアジを名乗るには、高いハードル(決められた基準)を越えて行かないと駄目なんです。

例えば、

①浜田市水産物ブランド化戦略会議に加盟した団体が、島根県西部沖で漁獲したマアジであること。

②概ね4月から9月までに水揚げされたマアジであること。

③平均脂質が10%以上でサイズが50g以上のマアジであること。

④生産者情報を記載したシールを貼って出荷されること。

う~ん、これがブランド確立のための鉄の掟なんですね。

因みにプロの目利きになると、魚を見て触って良し悪しの判断がつきます。

今日のマアジも決して悪くはないのですが、脂肪含有量10%以上と言う基準は非常に高い水準です。

一般のアジの水準が3.5%だから、3倍近い数値は「アジの大トロ」称される所以です。

あと何回、どんちっちアジが入荷するのか楽しみです。