とても諄いんですが、サワラのある部分が非常に気になるんです。
それは尾っぽ=尾鰭です。
サワラが出荷されてくる際に使用される発泡ケース、決まった大きさの容器を大量作成するため、規格外サイズは上手く納めることが出来ないこともあります。
そんな時は・・・・・、適宜自分達で加工しているようです。
尾っぽなんて食べないんだから、切り落として出荷すればいいのではないかと思うんです。
しかし、出荷の状態から尻尾が切れていたら「傷物」扱い。当然取引金額にも影響を及ぼすことになります。
大事に尾っぽを袋でカバーされて出荷されているサワラもいます(笑)。
発泡ケースを超えると言うことは、細長いのか、太くメタボなのか?
魚を見ていると、確実に大きく太く成長している=美味しくなっているんです。
数多くのサワラの尾っぽ付け根をみると、その太さの違いを感じることができます。
太いモノは全体的に大きく成長し、細いモノはそれなりのサイズですね。
筆者が自分で尾っぽの方が美味しいと言う情報を探して来たものの、誰に聞いても?????
筆者も実際食べてみて、味の違いが分かりません。
一般的には腹骨あたりが一番脂ののりを感じ、尾っぽ付近は常に動かしているので筋肉が発達して身肉がしっかりしています。
何を基準に美味しさを決めているんでしょうか?
これは非常に難しい問題、これと言った答えのない=答えは1つじゃない底なし沼に足を突っ込んだ気持ちです。
面倒臭い話は抜きにして、サワラは今から絶対に押しの魚です。
もし、サワラを丸魚1尾で求める機会があったら、是非各部位の食べ比べに挑戦して欲しいです。