『宝石』のような輝きと、磨き上げたような球体は、美しいの一言。
鮭の卵【生筋子】が各地から入荷しています。
成熟したメスの秋鮭は3000程の卵を抱え、川に遡上します。
その後上流の安定した場所に卵を抱卵するのですが、抱卵直後の卵は岩などにぶつかっても破れないように、表皮が固くなっています。
そのため、遡上した鮭の卵は生筋子では出荷できません。
生筋子は「食感」が重要なので「成熟する大きな卵と抱卵前の適度な固さと」を合わせ持った、一時の時期しか生筋子になれません。
仲卸いわく、生筋子の目利きに細かい価格は二の次。加熱して食べる物でないため、一粒一粒よく見て卵の張りと艶をしっかり見極める事が大事だと。
料理の上にイクラを少しのせるだけで、華やかになりますよね。
旬の生筋子はいかがでしょうか。
岩手県産
宮城県産