もう、イサキが美味い時期になったよ。

やっと5月らしくない天気も終わり、今日は正に『五月晴れ』

しかしちょっと早いのですが、ある魚を見ていて『梅雨』を連想してしまいました。

2018年の梅雨入り予想はどうなんだろう?

気になってネットで調べたら、例年通り=6月3日~6月12日頃となっていました。

かなり脱線してしまいましたが、魚の話へ修正です。

その魚はイサキ』、漢字で書くと、伊佐幾、伊佐木、鶏魚、。

名前の由来にもなっている鶏は、背ビレの棘が鶏の鶏冠の形に似ているからだそうです。

しかしイサキの背ビレは取扱い要注意なんです。

ふにゃふにゃな鶏冠と違い、鋭く固い棘は正に凶器。

私はかつてイサキを捌いている際に『ブスッ』とやっちゃいました。

個人的には梅雨、ブスッと刺さり痛いなどマイナスイメージが先行しがちですが、食べたら美味しいので全て水に流します。

イサキと言ったら『塩焼き』身肉は美味しいので敢えて言うに及ばないのですが、我が家では特にパリパリした皮が大人気です。

けっこう魚体の良いイサキが全国から入荷してますが、イサキの目利きのポイントは目ではないので気をつけて下さい。

イサキの目は海水魚なのに絶命すると水に弱く、白濁しやすいんです。

だから目を見て鮮度の判断材料にしては駄目ですよ。あくまで総合的に魚を見て判断して下さい。

腹がかなりメタボなのは要注意、今はまだ産卵期を外しているので真子や白子の心配は不要だけど、餌を食べ過ぎて太っ腹の可能性もあります。

これからどんどん美味しく成長するイサキ、ポイントは簡単美味しい『塩焼き』ですよ。

追伸

本日、平塚市漁協の定置網『日海丸』より活けのイサキが入荷しました。

ちょっと、スリムかな?