巷では3連休スタートの今日、しかし生憎の雨模様。
当地横浜の気温は、とうとう今朝20℃を切って19.3℃を記録しました。
すっかり秋が到来しています。
そして、鮮魚課北海チームのセリ場で秋・冬の訪れを感じる魚を発見しました『活〆 サメカレ』です。
サメカレ』、面白い省略の仕方、正式名称=標準和名サメガレイです。
いつ見ても、サメと言うより『鰐(ワニ)』か『ガマガエル』ですよね。
本物のサメ肌が持つ紙やすりのようなザラザラ感とは違い、ゴツゴツした感じです。
サメガレイの産卵期は12月~2月頃。
そのため、今の時期は来るメインイベント=産卵に向けて、餌をモリモリ食べて肥えていきます。
すると・・・・・、旨味の高い脂を全体に纏い、なんとも言えぬ美味しい魚になるのです。
鮮度が良ければ刺身はおススメ、定番の煮付けや幽庵焼きも外せないですね。
かつては量も纏まって水揚げされていたサメガレイ、近年はその数が激減し、その個体数の少なさから価値が向上しているそうです。
もしスーパーや鮮魚専門店でサメガレイを見かけたら、是非試しに購入してみて下さい。