連日の猛暑、外気温が30℃を超えて人の体温近くまで来ると、筆者を始めとするオールドtypeのには厳しい環境です。
今日から8月に突入、今後どんな1ヶ月になるのか少し心配です。
暦の上では『晩夏』『季夏』などと夏の終わりを匂わす季節の挨拶や、『向秋』『秋暑』『秋炎』などと早い秋を感じさせる言葉が使われます。
そして当社のセリ場でも、秋らしいモノを見つけてしまいました、『秋鮭』です。
『トキシラズ』と『秋鮭』が一緒のセリ場に並ぶのは、見ていて思わず笑ってしまいます。
しかし、季節は確実に夏から秋に動きだしている証拠です。
因みに『トキシラズ』も『秋鮭』も魚の種類としては1種類で、全て同じ『シロサケ』です。
トキシラズは、季節外れの5~7月頃に北海道沿岸を回遊中に漁獲されたシロサケのことです。
また産卵準備期に入っていないので、生殖巣に栄養が取られないため、脂ののりがよく美味しい鮭です。
3~4年魚が多いため、秋鮭に比べ魚体は小柄になります。
対して秋鮭は、8~10月頃に産卵のために生まれ故郷の北海道・東北地方の川に戻ってくるシロサケです。
産卵が近いため生殖巣が成熟し、メスであれば卵巣=卵=筋子⇒イクラの原料も楽しめます。
これからどんどん美味しい食材が入荷してきますが、夏はカラダの代謝が悪く非常に太り易い季節です。
ですから、スタミナアップを理由に食べ過ぎだけにはご注意ください。