年初の豊洲市場と言えば、皆が注目するのがマグロのセリ。
今回はやっちゃいました。
『すしざんまい』を経営する喜代村が、278㎏の青森県大間まぐろを、な・なんと㎏単価120万円でせり落としたそうです。
278㎏×120万円=33,360万円、う~ん、万単位で表示すると凄さが欠けますね。
それが3億3360万円と表示すると、億に圧倒された感じです。
ご祝儀相場とは言え、『ちょっとやり過ぎじゃないかな?』と他人事ながら余計な事を考えてしまいます。
どんなに日本人は『マグロ好き?』、私も嫌いじゃないですよ。
昨年末、マグロのブロックもしくはコロと呼ばれる部位を捌き、柵(サク)取りまでしました。
過去に何度か切り分けた経験があるため、インターネットで再確認しながら作業を開始しました。
まずは血合いの部分を丁寧に切り取ります。
次に天身と呼ばれる赤身の部位を切り取ります。
このまま皮目に向かって縦切りすれば、柵(サク)は取れます。
見た目キレイに仕上げるためにトリミングしますが、自宅で作業するのなら端材は捨てずにネギトロなどに使うとイイですよ。
さて柵(サク)取りしたマグロはどのくらい持つのか?
答えは保存状況に大きく左右されますが、柵(サク)取りして2~3日間、刺身に切り分けたらその日のうちに召し上がって下さい。
マグロは酸素に触れ酸化すると、色が黒ずみ見た目が悪くなります。
当然のことですが色だけじゃなく、味も食欲も減退です。
兎に角、マグロは空気に触れないようにラップを巻いて、チルド室やパーシャルで保存すること。
でも一番イイのは食べ切れる量を捌き、その日に食べることです。