昨日は春の嵐なの?と疑うような激しい南西、南南西の風。
こんな日の翌朝は、強風に飛ばされた海水で自家用車はベタベタ=塩害です。
この風の影響で、平塚市漁協の定置網漁はありません。
でも、春を感じさせるある魚が鮮魚課、特種課のセリ場にならんでいます。
魚偏に春と書いて、『鰆=サワラ』。
今日はサワラを紹介します。
さすが横浜市場は中央市場、全国各地からサワラが出荷されてきます。
宮崎県、長崎県壱岐、三重県鳥羽、千葉県銚子などなど何処も甲乙付けがたい魚体ばかりです。
休み前は、地元神奈川県松輪からもサワラが届いていたのですが、既に完売済です。
鮮魚課小島さんに現在の取引相場を聞いてみると、えっ!そんなにするんだ。
じつは高級魚だったんだと再認識。
重量5kgを超える大物は福沢諭吉さま1人ではお断りです。
これで割り算が出来る人ならば、ある程度㎏単価の推測がつくと思います。
漢字が表す通りサワラは春の魚と思いたいのですが、最近は寒サワラの方が注目を集めているかな。
でも今の時期食べて美味しいサワラ、焼いて良し、漬けて良し、生の刺身でも良しと高いポテンシャルを見せる食材です。
私は個人的な好みとして、脂のりと味噌のコラボレーション、そして油断をしていると直ぐに焦げてしまう西京漬けにして食べたいですね。
やっぱり春を代表する魚ですから、是非皆さまも1尾ラウンドで買って下さいとは言いません。
西京漬け、塩麹漬けなどお手軽な加工品も数多く取り揃えていますの、旬をしっかりキャッチお願いします。