鮮魚課佐藤社員のセリ場で、面白い込み込みセットを見つけました。
全部言い当てたら、かなりの魚通ですよ。
キンギョ、メンドリ、バクチ⇒アカイサキ、オジサン、ウマズラハギ。通称名・地方名と標準和名です。
いずれも小笠原諸島で獲れた島廻りの魚たちです。
アカイサキは、偶然オスとメスが入っていたので一緒に画像に残してみました。
大きいのがオスで、小さいのがメスです。
アカイサキは雌性先熟、メスで生まれて繁殖に参加しある程度の大きさに成長したらオスに性転換するそうです。
味わいの方は、オスの方が美味しいと言われています。
アカ・イサキと言う名前ですが、スズキ目イサキ科ではなくハタ科の魚です。
本家のイサキを借りて並べてみましたが、全く違うんで思わず笑ってしまいます。
本種を専門に狙う漁はなく、入荷量は少ない方です。
華やかな色彩は、アカハタ同様に中華料理に合いそうな素材です。
市場でも、そんなに高い値段で取引されている魚ではありません。
筆者も一度試しに食べてみたいと思います。