海が荒れています。
時化、台風も日本列島に接近中。
午前4時過ぎなのに、セリ場に並んでいる魚が当社もライバル会社も少ない。
なのに大阪、愛媛、山口と1府2県から山積み出荷されている魚がいます。
タン、何となくウシの舌みたいなですよね。
名前はアカシタビラメ。
赤があるのでクロもいます。
見た目ヒラヒラで、食べるとこあるのと思わず聞きたくなりますよね。
しかし、実際に調理してみると凄いんです。
アカシタビラメの定番料理と言えば「ムニエル」、クセのない白身肉にはバターと小麦粉のこんがり焼いた香りが良く合います。
私も市場で働くようになって、身近な存在となったアカシタビラメ。
この魚を攻略するには、キッチンバサミと皮を剥ぐ腕力が不可欠。
上手に皮を剥げると気分もスッキリ、出来ないと非常にフラストレーションが溜まるので要注意です(笑)。
そろそろ産卵期を迎えるアカシタビラメ、腹を開けたら卵持ちかもよ。