良いアジが全国各地から入荷しています。
どれも美味そうな大きさに成長し、脂ものって刺身やなめろうなどにしたら良さそうです。
横浜の市場がある神奈川県からは、三崎の㈲島田商店、横須賀の長井水産㈱、そして平塚市漁協の追っ駈けでやって来ています。
ところで、アジの漁獲量ってどの位なんだろうと思いネットで調べてみました。
確定した数字は平成27年(2015年)が最新で、都道府県ランキングが出ていたのでご紹介します。
平成27年における全国計は166,544tですが、都道府県トップは長崎県でシェア40.1%。
2位は島根県で15.3%のシェアとなっており、実はこの2県で全国のアジ漁獲量の半分以上を占めているそうです。
そして筆者が知りたかった神奈川県の漁獲量は、784tで第24位だそうです。
どうせ食べるならば、美味しいアジを食べたいですよね。
折角なので、良いアジを選ぶ目利きポイントを皆さんにお教えします。
基本的なポイントとして、目で見て鼻で臭いを嗅ぎ五感を働かせてチェックしてみて下さい。
・鮮度の良いアジは目が澄んで、エラが鮮やかな紅色をしています。
・体高があり、頭部がやや丸みを帯びたものは脂がのって美味しいですよ。
・色目は沖を回遊する黒っぽいアジと、全体に黄色っぽい瀬付き・居付きのアジがいます。
当然沖を回遊するアジの方がお手頃値段で入手できますが、個々に懐との相談だと思います。
・旬の時期は、量がたくさん獲れ美味しく食べれる頃だと理解しています。
→故に、味の面で大きく外すことは少ないと思います。
アジはサカナを捌く際の「いろはのい」ですから、たくさん捌いて腕を上げて下さい。