先日このブログでアワビのバター醤油焼きを紹介したんですが・・・・・。
自分の想像を超える反響があったんです。
その大部分のご意見は、いつも高級食材を食べてイイねと言うもの。
でもそのアワビの大きさは、ご覧の通り『トコブシ?』と言われても反論が出来ない程度のモノ。
実際我が家の妻は、トコブシ?トコブシ!と連呼、きちんとした仲卸で買った正真正銘のアワビだと説明しました。
しかし家内には内緒なんですが、私自身がアワビとトコブシの見分け方を知らないんです。
今はとても便利な世界、インターネットで検索したら多数ヒットしました。
同じお悩みの方が大勢いるのを知って、ちょっと安堵しました。
アワビとトコブシは全然違う生物ではなく、同じミミガイ科に属する親戚みたいな間柄です。
ではどれだけの相違点があるのか?
①外見での違いは、貝にある穴の数と穴の形状です。
アワビは2~6個で、平均4個くらい。穴の形状は隆起した火口のようです。
トコブシは6~9個で、平均8個くらい。穴の形状は平らだそうです。
②お値段はどうなのか?
当り前のことですが、アワビの方が高価です。
③味はどうなのか?
どちらも食べて美味しい貝なのですが、身の大きさや厚さなど総合的な判断としてはアワビに軍配が上がるかな。
アワビの生は固く歯ごたえがあり過ぎるんですが、しかし熱を加えることで柔らかな食感に大変身。
逆にトコブシの生は柔らかく、熱を加えすぎると固くなってしまうそうです。
ここまで来たら、トコブシを食べて確認しないと駄目でしょ!
懐と相談してどうするか決めようかな。