このブログは2015年4月より開始したので、今年で4年目に突入します。
なのに筆者の好き嫌いや喰わず嫌い、高価過ぎて手が出ないモノもあり、ちょっと偏った内容になってきたかな?
そこで今年はちょっと苦手な分野に挑戦しようと思い、休市前にアワビを購入することに・・・・・。
大体の相場は分かっているものの、実際の価格を聞いて尻込みしちゃいました。
天然のアワビはなんとキロ当たり1万円以上は当り前、養殖のアワビでも7~8,000円は覚悟しないといけないそうです。
(ただし、貝の大きさや季節によって価格の変動はあるそうです。)
今回は貝の品揃えでは横浜市場1番の仲卸、㈱横浜平庄で一番安いアワビを購入しました。
そんなにお金をかけてと言われそうですが、個体の小さなモノを選ってもらったのでお財布のダメージは少なくて済みました。
さて何して食べようか?
簡単なのは素材を活かした生食=刺身ですよね。
しかし我が家の娘たちの受けが悪いので、ネットでレシピを検索してみました。
そして折角だから写真映りのイイものと思い、アワビのバター醤油焼きを作ることとしました。
過去にアワビの殻と身を外す際に、かなり痛い目に逢っていたので、殻付きホタテを剥くために使われるホタテ貝剝きで対応しました。
これを使うと結構キレイに外せますよ。
今回は娘たちに食べさせるため肝、ヒモは全て廃棄し、下拵えをススメました。
ここで下拵えを行う上での重要ポイントが1つ、それはアワビの口です。
アワビの口は堅く、歯に当たると非常に不快なため、三角に切り取ってしまいましょう。
そしてアワビの表面にはペティーナイフや包丁を使い、切れ目を入れてあげると熱で身が縮みことを防いてくれます。
ここで下拵えは完了、後はバターを使ってアワビを表裏焼くだけです。
アワビを焼いたフライパンに醤油、白ワイン、バターを加えてソース作り、最後に塩胡椒で味を調えて下さい。
案外簡単に出来たことに驚き、娘たちの評判も上々で多少お父さんの株が上ったかな。