個人的なイメージで、何の根拠もない話ですが、今年もアンコウ(鮟鱇)は豊漁な気がします。
北海道を中心に途切れることなく出荷されてきており、セリ場を歩くと必ずアンコウを見かけます。
ちょっとセリ場をひと回りしてみましょう。
鮮魚課北海チームの売り場には、北海道産の腹が切られていない無傷のアンコウ。
特種課の売り場には、宮城県石巻から腹が割かれてキレイな鮟肝がみえているもの。
そして山形県㈲ヤマジンからは、秋田産アンコウの七つ道具。
特種相対品課からは、これまた捌かれて直ぐにアンコウ鍋がつくれる、地元神奈川県横須賀の長井水産㈱による「極みの鍋 あんこう鍋」。
実に様々なアンコウが市場に集結していますね、正直私もこんなに見つけられるとは思っていませんでした。
皆さんは食材としてのアンコウに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
私は、このアンコウこそ自分で捌くことができない魚だと思っています。(マグロも素人では捌けないですね。)
そこに山があるからの名言じゃないですが、困難な障害があると敢えて挑戦したくなりますよね。
この冬、あんこう鍋に挑戦したいと思います。
捌いたアンコウですけど(苦笑)。