アンコウは肝で評価が左右します。

冬だからあたりまえなんですが、寒さが身に凍みます。

こんな時こそ鍋でしょ!?

ちょうどイイ素材を見つけましたアンコウ(鮟鱇)です。

しかも写真撮影にピッタリのお決まりのポーズです。

アンキモがベロ~ン、アンコウの良し悪しの判断は肝の大小と言っても過言ではありません。

アンコウの代表料理アンコウ鍋も、濃厚な肝があるかないかで全然違う料理に仕上がるくらいです。

実は昨年初めてアンコウ鍋セットを仲卸㈱伊勢勝で買ったのですが、セット内容を見た片山社長が・・・・・。

あまりに可哀想に見えたのか、アンキモをサービスでつけてもらいました。

実際にアンキモを入れない状態で鍋を作り味見をすると、さっぱりし過ぎる仕上がりです。

対して今回は後入れにしましたが、アンキモを溶いた鍋は旨みが加わり、クリーミーな舌触りが最高です。

アンキモはそのもの単独でも販売されており、ソテーや照り焼き、塩焼き、クリームパスタなどにも利用されるそうです。

アンコウの身は見ての通り水分が殆んどで、目だった栄養価的魅力の乏しい食材です。

しかしアンキモは、ビタミンAを始めとしたビタミン群を豊富に含む栄養価の高い食材です。

ですが反面では脂肪の塊なので、コレステロール値が高めの方は食べ過ぎに注意してください。

さすがアンコウは素人では捌けないので、出来上がりのおススメセットを探して行きたいと思います。

追伸

特種相対品課でアンキモを撮影していたら、面白いパッケージを見つけてしまいました。

今年の大ヒットUSAの・・・・・、ボストンよりやってきた『あんきも』。

極々普通のあんきもなんですが、パッケージが面白い。

どうみても『アンコウ』じゃなくて、『真鱈』じゃないかな(笑)。