イカの数え方は?

特種課、鮮魚課のセリ場に東京湾内湾の本牧、小柴、冨岡よりスミイカが入荷してます。

9月中旬にご紹介した新イカとは、月とすっぽんほどに大きく成長しています。

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ところで昨日カニを調べている時に、イカとカニで思わぬ共通点があることに気づき今日是非紹介したいと思います。

それは、数え方の単位です。

イカもカニも実に多くの数え方があります。

イカは一匹、一杯、一本。二匹以上のイカが釣れることを「1荷(か)」と言います。するめは「枚」ですかね。

カニも同様に、一匹、一杯、一尾、一肩(ひとかた)。稀に「枚」と呼ぶことがあるそうです。

因みに、タコも一匹、一杯と数えます。

イカ、カニともに、生きている個体は「匹」と数えますが、美味しい食材・食用としてお店の店頭に並ぶと「杯」と数えるそうです。

「杯」の由来については、イカやタコが貝類の一種として「貝(バイ)」→「ハイ」として数えたと言う説があります。

しかし本筋は、「杯」と言う漢字が表わす通り、胴の部分が丸く、中に水などを注ぎ込める甕(かめ)のような容器と外形が似ているからだと言われています。

カニは甲羅が丸く器のような形をしていることで、「杯」と同じカテゴリーに属すようになったようですし、少し被せ過ぎですが、アワビの殻もそれに似ているので「杯」で数えますね。

数え方については、小学生ではないので、適宜匹、杯はTPOで使い別けましょう。

スミイカは、見た目は悪いが一皮剥くと真っ白で、厚みと甘味のある身肉は絶対に刺身で食べて欲しいです。

子供にスミイカの甲をみせたら、絶対に生き物に興味もってもらえますよ。

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