またこの魚を使った汁が美味しい時期がやって来ました。
発泡スチロール箱には「ゴッコ」と表記がありますが、正式名称・標準和名は違います。
今日はこのブログの撮影のために、鮮魚課堀元社員がわざわざ販売済みなのに荷物の搬出を遅らせてくれた「ゴッコ」を紹介します。
市場ではこの名で通ってしまう有名人、しかし本当の名は「ホテイウオ」と言います。
完全に見た目・外見から、七福神の布袋さまに似ているからこの名がついたようです。
他人事のようにゴッコを紹介しているのには理由があるんです。
実は・・・・・、食べたことがないんです。
ある会社の東北出身の会長は、ゴッコ汁を自ら作り社員に振る舞うそうです。
そんな話を聞いたら、食べたいと思うのが人の常ですよね。
でも一昨年NHKのダーウィンが来た!生きもの新伝説と言う番組でホテイウオが紹介されていたのですが・・・・・。
オスのホテイウオは、岩に産み付けられた卵を孵化するまでの1ケ月間、飲まず食わずで守る姿を見て感動。
イクメンの鏡、このたび育児休暇を取得する予定のK衆議院議員くらい偉いです。
でも皮肉なことに、ホテイウオの卵が美味しいらしんです(涙)。
複雑な気持ちを拭い去ることは出来そうにありませんが、ゴッコ汁は一生に1度は食べてみたいです。