今、何がおススメ?と聞かれたら、イサキだと即答しちゃいます。
入荷量は豊富、そして取引値は比較的お手頃価格。
やっぱり新型コロナウイルスの影響があるんでしょうか?
休市前の土曜日に仲卸㈱伊勢三の宮島さんから2尾調達、鮮魚課小島社員が担当する三重県鳥羽の中村菊三郎商店㈱の魚です。
㈱伊勢三の宮島さんは「お魚マイスター」の資格を有するお魚博士で、料理の知識も豊富です。
イサキどうやって食べるの?と宮島さんに聞いたら、秘密のレシピを教えてくれました。
料理の題名は・・・・・、出来上がりを見て皆さんが決めて欲しいですね。
先ずは三枚に下ろしからスタート。
今回も2尾共にオス、白子が姿を見せました。
実は㈱伊勢三でイサキを選ぶ際に腹を触ったら、少し緩かったんです。
その表情を見て取った宮島さんは、今の時期のイサキは卵か白子を持っているので若干緩めなのはやむを得ないと説明してくれました。
三枚下ろしたら振り塩して、冷蔵庫で寝かせ余分な水分を抜きます。
食べる(盛り付ける)直前に皮を引くのですが、イサキは皮を引くのが難しい魚。
今回初めてキレイに皮、引けたかも。
そしてイサキを薄く削ぎ切り、中央にベビーリーフを盛ってほゞ完成。
2皿作ってみて、1皿目には㈱マルジン三浦水産の「お刺身ほたて」をスライスしたモノをトッピングしてみました。
これってカルパッチョ?いえいえそうじゃありません。
これで終わらないのが宮島風、トッピングにピスタチオとクルミを砕いたモノを振りかけ、仕上げにオレンジの絞り汁をかけて完成です。
宮島さんは醤油で食べてと言われましたが・・・・・。
我が家の女性陣は、勝手に小皿にとりわけオリーブ油、塩、胡椒を振りかけて自分好みのカルパッチョが出来上がり。
とても新鮮で女性受けが良かったのが、トッピングのピスタチオとクルミ。
ピスタチオの薄皮剥きは大変だったけど・・・・・、食べるのは一瞬で終わった(笑)。
これでどんな料理の名前が相応しいか迷うでしょ?
でも、あくまで主役のイサキが美味しいから、こんな話が出来るのです。
きっとシンプルに塩焼きも美味しいだろうなあ。