ここに来て、入荷量が増えてきたのかセリ場で見かける回数が増えてきました。
ゼブラのような縞模様がチャームポイント、イシダイです。
今日は静岡県伊東、千葉県鴨川、長崎県五島列島から出荷されて来ています。
イシダイと鯛(タイ)の名がついていますが、分類上はタイ科の魚ではなくイシダイ科に属しています。
いわゆる『あやかりタイ』の魚です。
しかし、本家のマダイと比較しても引けをとらない美味しい魚です。
皮の下の脂、身肉の味(甘み)、独特の香り、想像するだけで・・・・・。
三枚おろしてムニエル、捌いた後のアラで潮汁、シンプルに塩焼きなんて良いですよ。
突然ですが、ここで『縞々クイズ』です。
・質問①イシダイの縞は、縦縞?それとも横縞?
・質問②シマウマの縞は、縦縞?それとも横縞?
答えは、イシダイもシマウマも横縞です。
脊椎動物の縞模様は、背骨を真上から見て、縦方向に走っているのか、横方向に走っているかで決まるそうです。
そしてチャームポイントの鮮やかな縞模様、実は歳を追うごとに縞が薄れ、老齢なイシダイは全身がグレーに大変身。
口もクチクロ(口黒)と呼ばれる状況に変わっていきます。
昨年は、3月下旬より平塚市漁協の定置網で連日活けのイシダイが入荷してきました。
川長三晃丸の磯崎社長は、現在資源保護のため1週間網をあげて休漁中。
来週、もしかしたらイシダイの大爆釣期待できるかも。