最近平塚市漁協の追っ駆けが来ないため、すっかりその姿を見なくなったイシダイが入荷しています。
今日は横須賀の長井水産㈱より出荷されています。
12月頃までは、活けモノ、水氷等など様々なかたちで入荷がありましたが、近海からの入荷は久しぶりです。
良い歯並び、そして大人の証「クチクロ(口黒)」。しかし縞模様がボケていないので、バリバリ働き盛りのお年頃かな。
イシダイは釣り人の憧れの存在で、釣れる数量も少なく、かかる引きの醍醐味は磯釣りの代表選手クロダイ(チヌ)やメジナとは別格として扱われています。
人懐こく好奇心旺盛な性格は、水族館のお魚ショーなどでも利用されている人気者です。
不確かな記憶と、加えてかなり年月が経過してしまい、今現在活躍しているか分かりません。(いなかったらごめんなさい。)
かつて、三浦市にある京急油壺マリンパークに、ショーを演じるイシダイがいたかと思います。(餌に吊られて動いていたのが、脳裏に焼き付いています。)
食材としてのイシダイは絶品と評する人は多く、生でも、焼いても、煮ても美味しいサカナです。
ただ気になるのは磯臭さ。人によって差異はあるようですが、どのイシダイのサイトを見ても話題に乗っています。
筆者も口にしたことがありますが、あまり気になりませんでした。舌が鈍感なのかな?
上記画像は、平塚市漁協川長三晃丸より昨年12月に入荷された活けのイシダイです。