先週の26日(土)に「ひみ寒ぶり」宣言がなされ、その日に水揚げされた寒ぶり569本が、富山県内や大都市圏にも出荷され
た。
「ひみ寒ぶり」の開始及び終了宣言は、判定委員会が水揚げされるブリの型、大きさ、数量等を総合的に判断した上で行います。
因みに今シーズンは、6㎏以上を「ひみ寒ぶり」とするそうです。
そして今朝横浜市場にも数本届きましたが、既に札が入り売約済み。
不景気な世の中ですが、「ひみ寒ぶり」と言うブランドは確立されているんだと実感しました。
だから今日は「ひみ寒ぶり」ではなく、ウスを紹介します。
ウスと言っても皆さん、画像の正体が何だか分かりますか?
実はボラの「へそ」と呼ばれる部位で、正式名称は幽門、その外見から「そろばん珠」とも呼ばれるそうです。
セリ場にあると言うことは、売り物=食べれると言うことです。
ちょっと触ってみると、適度な堅さがありました。
食べ方をネット検索してみると、何と下拵えが大変ですが刺身で行けるそうです。
無難な食べ方としては、炒め物がおススメのようです。
但し、いずれにしても砂抜きと言う作業が必須なようです。
ネットの画像を見る限りでは砂肝みたいな感じで、実際の食感味わいも著しく相違するものではないそうです。
それにしても人の食欲は底なしですね。