ウナギを美味しく食べるには、タイミングが大事です。

巷は3連休、しかし市場は営業してますよ。

しかも営業担当は、量販・飲食店対応のため早朝どころか深夜出勤の部署まであります。

筆者が市場に到着する午前4時頃には、ひと段落終わった感じでした。

それでも旬な具材を求めて、市場内を彷徨い歩きます。しかし今日は、ターゲットを最初からウナギに決めていました。

土用の丑の日まで11日と迫り、塩干・合物扱いを得意とする仲卸店舗では、今イチオシの食材としてウナギを強力に販売中です。

しかし、世間の反応は少しずつ変化しているみたい。

買出人の動きも鈍いし、量販店の売れ行きもイマイチな反応のようです。

せめて市場で働いているモノとしては、季節(旬)の食材を食べる風情を大切にしたいと思います。

土用の丑の日本番まで1週間以上あるけど、どのタイミングでウナギの蒲焼きは買ったら良いんでしょうか?

メーカーの箱には、賞味期限2019.5.18と記されています。(冷凍状態での保管です)

え、えっ?!そんなに長いんだとビックリです。

極端に安いモノには、それなりの理由があるので気をつけて下さい。

約2年近くの賞味期限はどうなのか仲卸の方に聞いたら、ウナギ自身には全く問題なく美味しく食べれるそうです。

しかし焼き終わった後に付けるタレが劣化し、全体を悪く・不味くさせることがあるそうです。

もし長期間自宅でウナギを保管する時は、タレを拭き取ってからジップ式の袋に密封して保存すると良いそうです。

食べる時は必ず蒸して(あるいは酒蒸し)、新しいタレを絡めて下さい。

通常、スーパーなどで販売されているウナギは、冷凍保存(-18℃)されたものを解凍し、冷蔵(10℃以下)で販売されています。

保存の目安なんですが、冷蔵保存だと5日以内、冷凍保存(再解凍)される場合は、1か月くらいが目安と聞いています。

美味しく食べてもらうには、早めに召し上がってもらうことも大切です。