1年を通じて入荷があり、不味い時期がないユニークな顔のサカナを見つけました、ウマズラハギです。
ウマズラハギを見つけると、どうしても発泡ケースをチェックしてしまうんです。
すると必ず、接触事故現場に遭遇です。
事故現場には接触した際の発泡スチロールの破片や、カラダの一部を欠損して痛々しいウマズラハギがいます(笑)。
冗談は、これぐらいにしておきましょう。
ウマズラハギの角みたいなモノは、そもそも何なんでしょうか?少し調べてみました。
正体は背鰭が変化したもので、「角」と言うよりは「棘」だそうです。
さてこの棘は何に使うのか?
①威嚇・アピール用・・・鶏の鶏冠のように喧嘩の際に棘を立てて、自分を大きく見せて威嚇するそうです。
②防御用・・・・・・・・敵に追われた際に、岩の隙間に逃げ込み棘を立てつっかえ棒役にし、引きずり出せなくするそうです。
旬は子持ちの時期である夏と言いますが、筆者的には肝が大きく膨れ上がる晩秋・冬が美味しい時期だと思います。