ツブ、つぶ、真つぶ、目に入ってきます頑丈な貝殻。北海道は、厚岸・様似・室蘭から出荷されてきています。
真つぶと言う名称の方が広く認知されている本種ですが、正式名称は「エゾボラ」なんです。
どちらかと言うと周年水揚げがなされ、旬は獲れる地域によって差があるようです。
全道のエゾボラ漁獲量の30%を占める日高地方では、4月から7月と言われているので正にトップシーズンです。
筆者、何を隠そう意外と器用な方で、何でも卒なくこなすんですが・・・・・・・。
1年前くらいにエゾボラを買って捌いたことがあるんですが、ネットで調べYou Tubeの動画を見て研究。
いとも簡単に身を外していたので、自分にも出来るなと高を括って挑戦しましたが、殻は全然割れませんでした。
そして遂には、最終手段として「ハンマークラッシュ」、貝殻は木端微塵となりました(苦笑)。
次はキチンと画像を残して紹介したいと思います。
なにせエゾボラは下拵えに手間のかかる貝で、
①貝殻から身を外す。
②取り外した身は足の部分を包丁で割り、白色・黄色い脂身みたいな唾液腺を取り除く。
③余計な襞を取り除く。
④塩で滑りをとる。
⑤流水で洗い流す。
これでやっと下拵えが終了し、食べやすい大きさに切って出来上がりです。
どうですか?美味しいモノのために金槌を振るってみませんか?!