魚の入荷が少ない。
冬枯れなんて表現をしますが、1年中獲れないと何枯れと言うのでしょうか?
季節は「冬」でも海水温は依然として高めです。
ちょっと前までは季節と獲れる魚が1ケ月くらいズレていると言ってましたが・・・・・。
現在は3ケ月ぐらいズレている印象を持っています。
この現象は日本中で起きており、獲れるモノが獲れない。
漁業者も我々荷受けも、黙って見過ごせない重要なことですが、何も出来ないのが非常に歯痒いです。
しかし入荷のある水産物を、地道に紹介し続けたいと思っています。
今回は「エボダイ」を紹介したいと思います。
いつもこの時期入荷のある千葉県千倉港の力印・亀屋水産(有)からのエボダイ。
正確な呼び名はイボダイらしいですが、シズと呼ぶ地域もあるそうです。
呼び名は違っても、食べたら美味しい魚です。
偶然見つけましたが、エボダイの干物=最高に美味いです。
何が美味しいのか理由を言葉で説明したいのですが、適当な言葉がみつかりません。
1度食べたら、納得出来る味わいだと思います。
比較的暖かい海に生息するエボダイ、今まで旬と言われている時期(夏から秋)から正直ズレています。
それでも獲れている事だけで、十分だと思いたいです。