市場に『エンマ』?
ちょっと意図的に撮影しちゃったかな。
鮮魚課小島社員のセリ場に、鮮魚を扱う仲卸なら絶対に気になるマアジが並んでいます。
買うか買わないかは別として、皆一様に値段は確認して行くそのアジは『まつうら 極上鯵』です。
いつもは『まき網漁』のアジが数多く並んでいるのですが・・・・・。
小島社員の話では、月夜が明るい満月時期は、経験上魚が獲れない不漁が多いそうです。
そのため満月の時期に合わせて毎月、撮り過ぎ・資源保護の観点から大型旋網漁は休業としているそうです。
ちょうど旋網漁の休業に当ってしまったため、今日は定置網漁で獲れた『まつうら 極上鯵』が出荷されているそうです。。
なんともキレイで、今の時期にしてはイイ形のマアジです。
発泡のケースに貼られているシールには、日本遠洋旋網漁業協同組合の名が・・・・・。
そうです、日本遠洋旋網漁業協同組合の事を約して『エンマ』ではなく、エンマキ呼んでいます。
日本遠洋旋網漁業協同組合は、まき網船団の組合として発足し、傘下には長崎、佐賀、福岡、大分、宮崎、愛媛、鳥取、島根の大中型まき網漁業者18社(29船団)で組織された業種別の漁業組合を有しています。
29船団は五島・対馬を中心に旬の美味しいアジ、サバ、ブリなどを年間17万トンを水揚げし、全国の市場などに新鮮で安心安全な魚を安定的に出荷しているそうです。
魚を知り尽くしているエンマキが、『まつうら 極上鯵』と言う名で出荷してくるマアジだから間違いのない逸品です。
食べたいと聞かれたら・・・・・、食べたいと絶対に答えます。
なぜなら自分が食べたいものじゃないと、本気で紹介出来ないことがやっと分かってきたからかもしれません。