オオカミウオって食べるんだ!?

わぁお!まさかこのサカナも本当に食べるの?

江ノ島水族館では何度もお会いしていますが、まさか市場で出逢えるなんて夢にも思っていませんでした。

その正体は、オオカミウオです。

ゴツゴツとした厳つい顔つき、さぞかしワニみたいに堅い表皮に覆われているんだと勝手に想像したら・・・・・、全然違いました。

ウツボやギンポみたいに柔らかく、粘液がかなり凄い。

かなり匂いもしますね。

オオカミウオは、スズキ目ゲンゲ亜目オオカミウオ科に属するサカナだそうです。

東北地方より北からオホーツク海、ベーリング海などの寒い海に棲む海水魚で、底引き網などにかかることがあるが、産地で消費されてしまうため、一般に流通することが少ないそうです。

味はどうなの!?

スズキ目なので基本白身サカナで、ほど良い繊維質で熱を通してもあまり締まらなく美味しいそうです。

日本では元々練り物の原料として使われていましたが、海外での人気が高いようです。

たぶん、日本ではあまり大量に漁獲されないので馴染がないため人気に差が生じているんだと思います。

アラスカやカナダでは、フライの具材として良く食べられているそうですよ。

最初にオオカミウオを食べた人は、かなりのチャレンジャーですね(笑)。

追伸

オオカミウオのトレードマークは、やはりこの鋭い牙です。

の牙で、ホタテガイやカニなどをバリバリ食べちゃうそうです。

そして、捕獲されたオオカミウオの胃の中を捌いてみたら、1㌔以上のホタテガイの貝殻が入っていたと言う逸話があるそうです。

果てなき食欲、オオカミウオも人間も同じレベルですね。