オコゼ、怪我せず下拵え出来ました。

本日神奈川県には、熱中症警戒アラートが出ています。

昨日駐車している車内に入ったら、何と40℃超えにビックリ!

車に乗り込んでも直ぐにエアコンが効くこともなく、嫌な汗をたくさん掻きました。

この時期に社内に子供を放置して不幸な事故が起きているけれど、絶対に繰り返してはいけないこと。

例え短時間でも、子供の社内放置は絶対にダメですよ。

今日はグッドタイミング、静岡御前崎からも入荷があったオコゼを紹介します。

実は休市日前に仲卸元初商店で、横須賀・走水の釣りオコゼを買っていました。

オコゼ、知らなかったら魚屋辞めています。

しかし、恥ずかしながら自分で捌いて食べたことありません。

なぜ?背びれに毒があり、取扱い注意の魚だからです。

おっちょこちょいの私は、注意していてもイサキの背びれで何度となく痛い目に遭っています。

元初商店大菊社長からも大丈夫か?と念を押されるくらい心配されました。

しかし恐怖より食欲が勝り、5尾購入してみました。

翌日YouTubeで捌き方を確認して、3枚下しに挑戦です。

1番注意を払うのが背びれの除去、迷わずキッチン鋏を使ってクリアです。

肛門から包丁を入れて腹を割り、カマ下から包丁を入れて頭を外します。

腹にはキレイな卵を持っており、好きな人は煮付けたり味噌汁の具に使うそうです。

外見は悪いですが、ご覧の通りオコゼの身は非常にキレイな白身です。

身の方は唐揚げにして、頭や中骨は味噌汁の具にしてみました。

相方から身に残った骨を抜けと言われましたが、180℃で裏表2分ずつ揚げるから大丈夫と聞き流しです。

結果は若干骨を感じましたが、家で食べるなら許容範囲内だと思います。

美味いのか?不味いのか?

娘からは、お父さんが自分で作ったモノを不味いと言ったことが無いと・・・・・。

オコゼには下味として、塩胡椒、酒ぐらいしか使っていません。

オコゼの食材としての良さが、美味しさに繋がっていると確信しました。

次回は刺身、そして姿揚げに挑戦したいと思います。

ちなみにオコゼの旬は夏、脂ののった冬も美味しいです。

大袈裟ですが、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ですかね。