オナガ、お洒落に食べて欲しい!

「着脹れ」と言う言葉、最近耳にしなくなりました。

冬が冬らしく寒くないから?それも1つの理由です。

それよりも着るもの=繊維の開発が、飛躍的に進歩していると感じています。

某有名メーカーのヒートテックは、レーヨンの吸湿発熱効果が汗を掻く運動には不向きでした。

しかし最近の化学繊維は、冬にスポーツを楽しむ人たちのパフォーマンスを阻害しなくなりました。

寒さ対策の厚着、そして着脹れ、カラダの可動域を制限し続けてきました。

そして達磨がボールを打っていると揶揄されることも・・・・・。

いくら着るものが良くなっても過信してはダメ。

極寒の作業・運動は、温度調節と併せて体調管理も万全でお願いします。

今日はiPhoneのカメラで写すと、その美しさが際立つ「オナガダイ」を紹介します。

九州は鹿児島、東京は小笠原諸島より、本日は入荷しています。

魚介類って名称のガイドラインがあり、正しい名前=標準和名で呼ぶように指導されています。

普通に「オナガダイ」と呼んでいますが、標準和名は「ハマダイ」。

場所・地方によっては、オナガ、チビキ、アカマチなどと呼ばれています。

私実はオナガダイ系の魚、嫌いじゃないです。寧ろ好きかも。

基本白身ですが、魚体が大きくなると脂乗りも期待できる身肉です。

見た目の赤に反して、透き通るような白身は、良い意味でサプライズを感じます。

個人的には、出来るだけ薄く切ってカルパッチョがお勧めですが、煮ても焼いても生でも美味しい魚です。

「赤」は邪気を払う縁起の良い色、サンタクロースも良いけど、オナガダイもよろしくお願いします。