市場開放日の3月19日(土)、食べたい魚の1つ、オナガダイをとうとう買ってしまいました。
1キロ超の立派すぎる姿。
さすがに売りモノにはベタベタ触れませんが、気兼ねなく写真も撮り、まじまじと見つめてしまいました。
仲卸の(株)ムラマツ小林さんに目利きで魚を選んでいただき、自分で捌く?と聞かれたのですが、自分の持っている小出刃では歯が立たないのと、折角美味しい魚を買ったので、キレイな姿で食べてみたいと思い、三枚おろしをお願いしました。
おろしてくれたのは山田さん。流石プロ、キレイな出来でした。
オナガダイは、身と 皮の間に旨味があると聞いていたので、上身はクッキングバーナーで焼き霜作りに挑戦。
下身は昆布締めにしてみました。
そしてアラも勿体ないので、煮付けのたれで炊いてみました。
肝心の味ですが、シッカリとした歯ごたえと、噛めば噛むほど旨味、そして甘味を感じることが出来ます。
見た目も美しい身肉の色が堪りません。
アラ炊きは中骨についた身にしゃぶりつき、頭部にはかなり可食部が残っておりラッキーです。
真鯛や金目鯛のお頭と異なり、とても上品な味わいで、ほどよく脂が乗っています。
しかも、熱が入っても身崩れせず、食感も程良い硬さを残しています。
買って良かった食べる価値のある魚でした。
自身を持ってお勧め、オナガダイ是非ご賞味あれ。