特種相対品課石川社員のセリ場に元気者を見つけました。
ちゃんと元気に活きているのが不思議、今日紹介するのはオマールエビです。
今日はカナダより空輸でやってきました。
よく静かに運ばれて来たなと思ったら、まるでカプセルホテルに宿泊しているような状態で収まっていました。
なんだロブスターじゃないんだ!と思われた方、大勢いらっしゃると思います。
実はオマールエビ=ロブスター、同じモノだったんです。
オマールエビはフランス語、ロブスターは英語の呼び名です。
なんとなくオマールエビの方が高級な雰囲気が漂っています。(※個人的な感想です。)
Omar→Homardはフランス語でハンマーを意味しており、オマールエビとはハンマーのような鋏を持ったエビと言うことです。
渋い濃紺色の体色ですが、熱を加えると赤・朱色のレッドロブスターに大変身です。
せっかくの活けのオマールエビだから刺身?
しかしあまり生で食べる話は聞いたことがなく、一般的には焼いたり、蒸したりして食べるようですね。
オマールエビと対比されるのがイセエビ。
どちらも立派な外見が特徴で、ウエディングパーティーやお祝いごとなどに良く使われますが・・・・・。
実は、同じエビ科の仲間ですが全く違う生き物です。
しかも何気に見過ごしていましたが、イセエビには鋏がないんです。
イセエビにあるのは鋭い爪で、岩場で棲息するイセエビにとっては、オマールエビのような大きな鋏が邪魔なものなんでしょうね。
一般的に取引値は、イセエビ>オマールエビです。
味わいは?食べ比べてもらえば分かると思いますよ。