殻付き牡蠣をセリ場で見つけました。
今の時期是非食べてもらいたい食材の1つがカキです。少し紹介したいと思います。
日本では、およそ25種類のカキが獲れるそうです。主なものは岩手、広島の養殖カキが有名です。(今日入荷しているのは岩手県産です。)
市場に流通しているものは、養殖がほとんどです。岩牡蠣は天然物で漁獲量が限られ流通量も少ないので、高価な価格で取引されているそうです。
マガキの旬は冬です。マガキは、夏場は産卵期にあたるため、身が痩せて美味くない上に、菌の活動が活発になるため食中毒の危険性が高まります。
英語圏では、June Augustなど”r”が付かない5月~8月には、カキを食べてはいけないと言われています。
だいたい11月頃から美味しくなり始め、最も味が良くなるのは産卵の準備に入る3月~4月頃で、身がたっぷりと栄養を蓄えて太っています。
筆者もカキは大好きで、殻付き牡蠣専用の貝剥きまで購入してしまいました。
殻付き牡蠣の剥き方は、You Tubeに数多くアップされているので、参考にしてください。
一発で貝柱をとらえて簡単に開くと爽快で癖になりますよ。
カキは「海のミルク」とも言われるように良質なタンパク質、グリコーゲン、ビタミン類、鉄分など人間の体に必要なミネラルを多く含む動物性食品には珍しいアルカリ性食品です。
カキに限定する訳ではありませんが、注意が必要なのが、食中毒、ノロウイルスの感染です。
絶対はないのですが、体調が悪い時や疲れている時など、抵抗力が下がっている時に生食で大量に食べると、体調を崩すこともあります。
どうしても生食する機会が多い食材なので、避けて通れない路なのかもしれません。
旬のものは、美味しい時期に食べて欲しいです。