見た目、熱帯魚のチョウチョウウオの仲間のように見える。、カゴカキダイが宮崎県の日向灘より入荷しました。
山陰、茨城県以南、台湾、ハワイ諸島、オーストラリア等に生息するサカナで、時々平塚市漁協の追っ駆けでも活魚が入荷するサカナです。
熱帯魚として飼い易いサカナで人気がありますが、食用魚としては何となくマイナーな存在のようです。
こんなにまとまった量のカゴカキダイが、入荷することは本当に珍しいことです。
せいぜい大きくなって体長20㌢あまり、今日入荷したサイズだと「どうやって食べるのか?」ネットで調べてみました。
すると意外に好評価なサカナなので、ビックリしました。
外見から想像出来ないキレイな白身で、内臓も比較的キレイなので、ウロコもそのままに丸焼き(塩焼き)にしたり、小さなウロコを削り、皮を引かず三枚おろしにし、刺身で頂くと美味しいそうです。
小魚なので頭をとんと落として煮付けにすると、これまたいけるそうです。
小田原西湘地区、伊豆伊東辺りでは、魚屋の店先に並んでいるし、カゴカキダイの丸干しも販売されているそうです。
カゴカキダイは、変なサカナを食べるよりも、どうやら失敗のないサカナのようです。
機会があったら、食べてみて下さい。